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気紛れに書かれる涼宮ハルヒの憂鬱への雑感などなど
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 ぽいっていうか古キョンじゃないかと思う次第。
 今日中にこれのエロまでの過程を繋いで、キョン古の方もエロを書いて、古みくも再編集して、七夕SSを何か一つ書いて、取り扱いを増やすのに合わせてサイトも改装……、ってやりたいわけですが、ちっとも間に合う気がしません……。
 暗い話をかきつつも、ただいまゲームとかアニメ二期とかでうきうきな感じです。動いている猫どこの古泉がみたい~。

 話は古泉視点に戻っています。次からまたキョン視点かな。



 一時限目の授業の後、涼宮さんが僕のクラスへとやってきた。
 彼女が僕にきいてきたのは、予想通り、今朝方僕と彼が手を繋いで登校してきたことだった。
 彼が何も言ってないらしいということを確認した僕は、疑問よりも心配を身体全体から漂わせている涼宮さんに、クラスの女子達に話したのと同じ話をした。
 ようは、ちょっとした実験みたいなものだと。
「……そうだったの」
 ほっと、彼女が表情をゆるませる。簡単な嘘、少し考えれば綻びが見つかりそうなことなのに、彼女がそれに気づくことはない。
 知りたくない部分は無意識のうちに遮断する。
 人間誰しもそういうところが有るけれども、彼女はそういう面が強い。それだけ、常識と理性に縛られる生き物だということか。
「ええ、そういうことです」
「あたし、二人が喧嘩でもしたのかなって思ってたから……」
「準備のためにいろいろ有りまして……、ご心配をかけてしまったようで申し訳ないです」
「ううん、気にしないで。何でもないって言うなら、それで良いのよ」
 そうして、彼女は彼女なりの結論を導く。
 事情を知っている人間からすれば滑稽にも見える光景だけれども、これで良いのだとも思う。
 他人同士の関係に踏み込むには、涼宮ハルヒという少女は幼すぎる。
 幼さは愚かさであり、同時に、世界を脅かすものでも有る。
 ……バカバカしい話だけれども。
「あ、でももし何かあったらあたしに言ってね。相談に乗るわよ!」
「……ありがとうございます。もしものときは頼みますよ」
 もしも、なんて無い。
 そんなものは、あってはならない。
 
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